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2003年11月05日 01:51に投稿されたエントリーのページです。

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キーボードにハマる(1)

早いものでもう11月です。

思えば先月は、ネットオークションにハマり、キーボードの購入に明け暮れた一月でした。

オークションでは、前回記した音楽CDの他に2点を購入しました。一つはCD-RWドライブで、もう一つがキーボードです。

私が愛用するMac(PowerMac G4 QuickSilver2002)にはCD-RWドライブ(というか SUPER DRIVE)が搭載されており、わざわざ別にCD-RWドライブを購入する必要はないといえばないのですが、1台のドライブで DVD-R の作成もCD-R/RWの作成もするのはイヤだったので、以前から外付けのCD-RWドライブを欲しいと思っていました。そこで現在は生産中止となった YAMAHA CRW-F1(YAMAHAがリリースした最後のCD-RWドライブ)でMacでも使えるタイプ(FireWireとUSBの両方が利用可能なもの)を探し、転売業者との激しい攻防の末落札しました。

もう一つの購入品であるキーボードなのですが、Happy Hacking Keyboard Professional ですっかり英語配列(俗に言うASCII配列)に馴染んだ私はWindows用にもコンパクトな英語配列キーボードを欲しいと思うようになりました。最初はHHK ProをWindowsで使うことも考えたのですが、あらかじめ予想していたとおり使いにくく、断念しました。具体的にどの辺りが使いにくいかというと
 ・F1〜F12キーが独立していない
 ・IMEのON/OFFがしづらい(Altキーと「〜」キーを使ってON/OFFを切り替えますが、HHKProでは「〜」キーが右端にある。一般的な英語配列キーボードでは左端)
といった点です(他にもあるんですが)。

さて、Windows用キーボードに対して私が求めた条件をまとめると、次のようになります。
 ・F1〜F12キーが独立していること
 ・英語配列であること
 ・テンキーレスであること
 ・Windowsキーが搭載されていること
1番目と2番目はおわかりいただけると思います。3番目についても9月の投稿で触れました。問題は4番目です。

某巨大掲示板群ハードウェア板にあるキーボード関連スレッドを見ると、どこでもWindowsキーは評判が悪く、「Windowsキー使いはレベルが低い」といった趣旨の書き込みが多く見られます。たしかにシチュエーションによってはWindowsキーは邪魔者なのかもしれません(AltキーやCtrlキーと押し間違えてしまうため)。ところが、Windowsキー+Eキーでエクスプローラの起動、Windowsキー+Dキーでデスクトップの表示、Windowsキー+Rキーでファイル名を指定して実行などのショートカットを日常的に使用している私としては、Windowsキーがないと不便きわまりないのです。よくWindowsキーはCtrlキー+Escキーで代用できると言われますが、今挙げたキーボードショートカットを実行するにはこの方法は使用できません。そこで、どうしてもWindowsキーが標準装備されていないと困るのです。
いざ探してみると、先の4つの条件を満たすキーボードは意外にもなかなか見つかりませんでした。候補として次のモデルが挙がりましたが、何らかの理由により購入する決断を下せませんでした。
東プレ RealForce89
 …発売間もなく、テンキーレスとして前評判が高かったが、日本語配列でWindowsキー非搭載
IBM SpaceSaver
 …「バックリングスプリング方式」で有名だが、Windowsキーが非搭載
IBM SpaceSaver Keyboard II
 …「耐久性が良くない」とのこと(Web上でチラホラ見かける評判)
FILCO FKB-86E
 …InsertキーとDeleteキーの位置が最下列にあるという不規則な配列。Enterキーの右にキーを詰め込み過ぎ。キートップがややがたつく。

そこで辿り着いたのが、富士通のFKB8745-T101という型番のものです。
 こちらは日本語配列版がDreamCast専用キーボードとして本体に添付されたり日立にOEM供給されるなどかなりの数が市場に出回ったタイプで、何の変哲もない平凡なキーボードです。しかし、そこが良いのです。

私は今まで同じ富士通のFKB8724という型番のものを使っていました。
 参考:http://www.vtama.com/shopu/souldout/hitachiPCKB5310/

FKB8745-T101はこれのテンキー部分を削って英語配列にしたもので、その他の構造は全く同じです。キータッチの感触も変わらないので、私にはすんなりと受け入れられました。この製品の存在は以前から知っていましたが、「以前と代わり映えのしないものをわざわざ買いたくない、どうせなら今までと違う感じのものが欲しい」と選択肢に入れていませんでした。ところが自分がこだわる条件を見たすキーボードがなかなかないという現実に直面し、「それなら」とこの製品に目を向けた訳です。

値段は3,980円。市場に出回るキーボードとしては比較的安い方です。別に高級品でもありません。しかし、それでも良いものは良いのです。

いざ商品が届き確認してみたのですが、マレーシア製でした。FKB8724もやはりマレーシア製です。私がFKB8724を入手したのは4年前ですが、現在出回っているFKB8724は中国製で、キータッチがマレーシア製に比べて落ちると聞きます。そういうことでこのFKB8745-T101もマレーシア製だったのは本当に良かったと思います。

この購入には後日談がありまして、私が購入したショップで在庫が3あったのが私の購入で2に減り、その後数日の内に残りも売れてしまいました。なんと製造中止だとかで、その後の補充はありません。あと少し購入の決断が遅れていたらどうなっていたでしょうか。そういう意味でも本当に良い買い物ができたと思います。

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さて、そのFKB8745-T101が届いたその日、私をさらなる出費が襲いました。

オークションで何の気なしにキーボードの出品リストを覗いていたところ、「これは!」というものが出品されていました。しかもエルゴノミックタイプです。その品は Cherry G80-5000 ErgoPlus (Model MX5000) 。新品未開封です。
 参考:http://members.jcom.home.ne.jp/0717743201/G80-5000.html
  http://www.vtama.com/shopu/cG80-5000HPMUS/

FKB8745-T101を購入してまだ使ってもいないのに、更に高いキーボードを購入してよいものだろうか…はやる気持ちを何とか抑える一方で、迷いました。う〜ん、この機械を逃したらもう購入できないかもしれない…そう考えて、思い切って落札しました。悩み続けた挙げ句、時計の針は2時46分を指していました。
このキーボードの写真を見て気に入った点は、左記の4つの条件を全て満たしていること以外に、Windowsキー(2つ)とアプリケーションキーが左端に縦にまとめられているところ。こういう位置にキーを排したキーボードを私は見たことがありません。私はWindowsキー必要派ですが、不要な人でもこれなら気にならないでしょう。また、キーの構造が私でも使えそうなタイプであったこと。Cherryの3つのキータイプは、 http://www.neotec.co.jp/syouhin/key/cherry/mxswitch.html にまとめられています。私は以前「リニアアクションタイプ」のキーボードを触ったときに「これは嫌だな〜」と感じたことがありました。キーが重いというよりクリック感が全くないため、何だか気持ち悪いのです。喩えるなら、人間のお尻とか胸などのような弾力のある脂肪の固まりを指で押して弾かれたような感じなのです。このG80-5000は「ソフトコンタクトタイプ」ということですが、私はこのタイプのキーを触ったことがありました。私にとっての永遠の憧れであるKINESIS社製のエルゴノミックキーボードです。これと同じであれば大丈夫だろう、という予想が頭にありました。

数日後、出品者からG80-5000が届きました。パームレストがあるため奥行きがあるのですが、それでも私が愛用するキーボード台である ELECOM ノートPCキャビネット NB-20BKに載せるとHappy Hacking Keyboard Professional と並べても問題ありません。そして中央からハの字形に開いたり、更に中央を隆起させた形にする(垂直方向に持ち上げる)となかなか面白そうです。勿論そのままの状態で(普通のキーボードと同じように)使うのも悪くありません。

難点を挙げると、
・ハの字形に開いたときに数字の6キーが左側に行ってしまうこと(私は6キーは左指で打つ習慣があるのでちょっと不便です)
・FキーとJキーにあるべき突起がないこと(手をキーボード上に載せる際に目でホームポジションを確認しなければならない)
の2つがありますが、「どうしても許せない」というほどのことではありません。

折角購入したFKB8745-T101とどちらを使うのかが目下の問題ですが、どちらかを職場に持っていって使おうかと考えています。

ちなみにこの購入にも後日談があります。数日後、出品者が同じ品物を出品した際に、今度は入札開始価格イコール即決価格とするのをやめてしまいました。私が購入したときは入札開始価格の16,800円で入札すれば落札決定だったのですが、今回は同じ16,800円で入札しても他に入札者が現れてさらに高い金額を付ければその人が落札することとなってしまいます。もし私があのとき入札を決断していなかったら… そう考えると本当にツイていたと思います。出品者がこのようなことをしたのは、「あるキーボード専門店がこのモデルを9枚入荷したところアッという間に完売してしまった」ということがあったためと考えられます。

私が16,800円で落札した次の日だったでしょうか、件のキーボード専門店は15,800円でこのG80-5000を売り出しました。たかが1,000円余分に出費しただけかもしれませんが、正直なところ「焦って入札しなければよかったか…」と思いました。しかし、売り出された次の日には完売となってしまったため「確実に入手できた訳だから、これでよかったんだ」と思い直しました。出札者もこの状況を目にしていたのでしょう。完売で入手し損ねた人の存在を当て込んで、わざと16,800円を即決価格にしなかったのでしょう。まあ、需要と供給のバランスを考えれば売る側としては当然の判断かもしれませんが。