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今さらながら第54回NHK紅白歌合戦を見る

第54回NHK紅白歌合戦が衛星第2テレビで放送されていたので、見てみました。

最初の10分間位は見逃したんですが、一応ほとんどの歌を聴きました。

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出場歌手の一部について、講評というか感想を歌手の登場順に。
かなりの主観が入ってますので、その点ご了承を。

●伊藤多喜雄「TAKIOのソーラン節」
金八先生を思い出すよなぁ。あれを見てた頃から思ってたことだけど、古くからある歌をこういう風に崩しちゃうのってどうも… よくわからんけど何であの詞で「作詞 伊藤多喜雄」ってことになるんだ? ほとんどソーラン節そのままじゃん。それとあのメイクはどうにかならんか?

●華原朋美/コロッケ「ありがとね!」
正直聴いたことないぞこの曲。「にっぽん愉快家族」とかいう番組の主題歌だとか(つーかこの番組自体知らないんだけど)。そういうことがなかったら紅白になんぞ出られなかっただろうなぁ、彼女。どう考えても'90年代後期の勢いとか輝きはないし。でも今の紅白って出てくれる歌手が少ないから出られるワケか……。

●女子十二楽坊/錦織健「自由そして荒城の月」
「自由」はうんざり。もう聴き飽きたよ。というか紅白「歌」合戦なのに、彼女等歌うたってないじゃん。

●安室奈美恵「SO CRAZY」
出産・子育て・離婚やらでできたブランクを埋めよう、浜崎に奪われた女王の座を取り戻そうと必死なんだろうけど、なんか暗いし華がないよなぁ。前にも似たような曲歌ってるの聴いたことがある。「TRY ME」とか歌ってた頃が懐かしい。

●森進一「狼たちの遠吠え」
やっぱりこの曲はどう考えても長渕剛の曲であって、森進一の曲ではない。「長渕剛の歌を森進一が歌ってる」という感じで、自分自身の曲になっていない感じ。それだけ長渕っぽさが拭えないということ。

●ゆず「夏色など…」
彼らの原点・伊勢佐木町の松坂屋前で大勢のファンを前にして歌った時点で勝ち、って感じ。いいですねぇ。

●TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
作詞がなかにし礼だったとは。なかなかいい曲だと思うんだけど、サビの部分があっさり終わってしまう曲作りはどうか。筒見京平の曲って嫌いじゃないんだけどなぁ。

●はなわ/テツandトモ「佐賀県なんでだろう 〜スペシャル合体バージョン〜」
できれば2曲は別々に聴きたかった。全国放送で「松雪泰子も佐賀 公表してねぇ」って歌われてしまって、彼女はどう思ってるんだろうか? 単にCDが売れただけだったら聴く人は限られてたけど、全国放送だから彼に興味がない人も大勢聴いてるぞ。

●Every Little Thing「また あした」
なんじゃ? あの持田香織の衣装は。ボロを着ているようにしか見えない。どういう意味があるデザインなんだろうか? できれば「どうしたの? 持田狂っちゃったの?」って感じの「ファンダメンタル・ラブ」を歌ってほしかった。

●島谷ひとみ「元気を出して」
夜11時台のドラマのエンディング曲ってことでこの歌なんでしょう。「Perseus−ペルセウス−」(TBS野球中継のテーマソング)とか「YUME日和」(テレビ朝日ドラえもんエンディング曲)歌うわけにはいかなかったんだろうなぁ。

●ゴスペラーズ「新大阪」
何これ? 「新大阪」ってタイトルなのに大阪に関する歌詞が皆無。俺が大阪人だったら怒るよ、こんな曲聴いたら。要するに遠距離恋愛してるカップルが新大阪駅のホームでしばしの別れを前にして、ってことなんだろうけど、こんな歌詞じゃ新大阪だろうが名古屋だろうが博多だろうが関係ないじゃん。そもそもこいつら若い女性に媚びた感じの曲や歌い方がどうも前から好かん。「ひとり」なんかその最たるもの(というかほかの曲知らないんだけど)。

●森山良子/BEGIN/夏川りみ「涙そうそう」
競作の3人(組)が一堂に会して歌うというのが良かったですね。3人(組)の誰が一番いいかということはない。それぞれに個性や持ち味があって、それぞれがいいんですね。この曲に限らず、一つの曲を同時期に別々の人が歌うことはたまにありますが、こうして歌い手全員が集まって一緒に歌うということはないので、見ていてなかなか楽しかったです。

●倉木麻衣「Stay by my side」
いくら彼女が京都の人間だからといって、東寺で歌う必然性があっただろうか? 曲の雰囲気も、バックバンドの黒人たちも、全然東寺の雰囲気に合っていない。

●和田アキ子「古い日記2003 KOUHAKU Remix」
 なぜに今この曲なのか? 「和製R&Bの女王」とかなんとか言われて調子に乗るなよ。とにかくコイツは歌手としての姿勢がなっていない。ボリュームのない歌声は加齢の問題ではなく、日頃の不摂生の結果でしょう。何より「アタシは毎年紅白出られて当然」と思っているところが何より気に入らない。久本雅美と一緒にかぶり物着て出てくれば?

●五木ひろし「逢えて…横浜」
ゴスペラーズの「新大阪」ほどじゃないけどこの曲も地域性が感じられない。2番の最後の方にちょこっとだけ「横浜」という歌詞が出てくるだけ。ご当地ソングのつもりなら「よこはまたそがれ」ぐらいにしなきゃ。これなら伊勢佐木町で歌うゆずの方がよっぽど横浜らしい。

●天童よしみ「美しい昔」
この人の声量のある歌声を聞くと、「和田アキ子は彼女を子分扱いなどせずその日頃の節制を見習え」と言いたくなります。あの体型も豊かな声に一役買っているのかもしれませんが、それだけではないと思います。歌手としていろいろと日頃から節制しているのだろうと思います。

●SMAP「世界に一つだけの花」
以前から思っていましたが、こういう佳作をSMAPのような(一部を除いて)歌の下手な奴等が歌っちゃいけないと思います。「SMAPxSMAP」(フジテレビ)で槇原敬之がこの曲を歌っているのを聴いたことがありますが、「この曲は彼にこそぴったりの曲だなぁ」と思いました。こういう真面目くさった歌は、槇原が歌うとハマるんです。せっかくできのいい曲でも、歌い手に歌唱力がないからぶちこわしになる。曲の良さ、持ち味が台無しです。同じことが「夜空のムコウ」にも言えて、作者のスガシカオが歌った方がずっと良かったです。それなのに彼等のような連中が歌ってヒットさせてしまうところに、芸能界におけるスターシステムの存在と不条理を感じます。

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まず最後まで見て感じたのは、意外にも見応えのあるものだったということ。低迷がささやかれてからもう何年も見ておらず、本当に久しぶりに見たのですが、世間でいわれているほど悪くないじゃないかと思いました。

司会が全員局アナで、出場歌手より目立つようなことがなかったことに加え、局と局の合間にアトラクション(数人の出場歌手が踊ったりする)がなく、とにかく各人の歌をしっかり聴かせようとする構成が良かったです。歌合戦なのだから、変な趣向を凝らして歌以外のことに多くの時間を割く必要はありません。審査員の一人である五木寛之氏がそのような趣旨のことを言っておられましたが、五木氏の発言に今年の紅白が集約されているような気がしました。

毎年終盤になると出てくるベテラン演歌歌手勢。必ずと言っていいほどバックコーラス(特に男声の)が入り、変に感動させようと演出するのですが、今年はそのようなことは皆無でした。歌手個人の歌をじっくり聴かせようとしていました。演歌が特に好きでない私でも素直に聴くことができました。

演歌といえば、女性陣(概ね30代)って皆同じようでいて歌声にそれぞれ個性があるんですね。あまり一緒くたに考えない方がいいような気がしました。