突然の就職から3週間が経ちました。
私は今、さまざまな思いを抱えながら、毎日会社に通っています。
入社前日までは、会社そのものについて(評判、業種など)が気になっていました。
先々週あたりは、「家の近くで働きたい」という思いで心の中がいっぱいでした。今の会社はそれほど遠いところにはない(電車に乗って40〜50分ほど)のですが、それでも「徒歩や自転車で通えるような近い職場がいいな。残業があってもすぐに帰れるし」という気持ちが強くありました。
先週は、仕事の内容(やりがい)に気が向いていました。「家から近いのでできればここで働きたい」と考えていた或る会社について、「家から近いといっても仕事の内容がちょっとなぁ」とあまり良く思わなくなりました。
「いったい自分は何を優先して働く場を選んだらよいのか」という感じです。仕事の内容? 家から職場までの距離? 残業の多さ? 給料? 雇用の安定? 振り返ってみると、私はこれらの要素について自分自身ではっきりとした優先順位を設定していないまま転職活動をしてきました。
今回の就職にあたっては、本当は希望する職種ではなかったのですが、正社員としての雇用だったことと周囲の強い勧めがあって就職を決めました。といっても気持ちのうえで必ずしも納得していたわけではなく、状況や目下の他の選択肢を考えてやむを得ず決断したというところでした。
もう3週間も経つのにまだ気持ちのうえですっきりしないまま仕事をし続けているというのは、新卒で入職した大学病院を別にすれば初めてのことです。本来なら土日はパーッとストレス解消するか、自分自身を楽しませるようなことをしたいところです(せっかくゴールデンウィーク中に休日の過ごし方を覚えたのに)が、今のところは1週間の疲れをとる以外は何もする気力が起きないのが実情です。まあ、暑い気候も一因かもしれませんが。
応募から採用に至るまで面接の担当だった方は、社内で私に気を遣ってなにかと声をかけてくださっています。私が納得して仕事をしているか、仕事に対して生理的な嫌悪感を抱いていないか訊かれます。「何かあればいつでも相談するように」とも言ってくださっています。ただ、社内での私の評価が下がることも考えると、あまり本音を吐露するわけにもいかないでしょう。
端から見れば、「せっかく正社員として採用されたのに」「その程度のことでなに贅沢言っているんだ」と思えることかもしれません。「隣の花は赤い」ということわざがありますが、働いているときにはいろいろと不満を持っていた元の職場が、辞めたあとで良く思えたりします。突き詰めて考えてみると、やっぱりその職場を去るにはそれなりの理由があってのことで、必ずしも良い環境でないことがわかるのですが…。
働く人達はその全員が自分の職場環境や仕事の内容に納得して日々働いている訳ではないこと、これは容易に理解できます。皆何らかの不満があっても、「他に移る場がない」「家族のため」「生活のため」といった理由があって我慢して働いている筈です。そういう意味では私は贅沢を言いすぎで、わがままな、軟弱な人間なんだろうなと自分でも思うところがあります。そうだとわかっていても、どこかスッキリしない思いが心の中から抜けきらないのです。
これから私はどうなっていくのか? 転職活動時とはまた違った暗い日々が続きます。