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2004年12月16日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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10年ぶりに日仏学院に復帰する

 7日の記事で最後にふれた「仏語学習再開」がとうとう現実のものになった。

 今朝、会社に行く前に東京日仏学院へ行き、冬学期(来年1〜3月)の受講申し込みを済ませてきた。
 日仏には10年ぶりの復帰。しかも、受講するクラスの担当は10年前と同じ先生だ。
 本当に嬉しい。
 大学を別にすれば、私にとっての仏語学習の原点だし、いつかはここに帰ってきたかった。

 大学の選択外国語(よくある「第二外国語」とは異なり、選択が必須ではない。つまり、履修しなくても卒業できる)で仏語を選択。文法の授業では「真面目に出席したから」というだけで評価Aを貰ったものの(実際には授業の内容は殆ど理解していない)、購読の授業では評価D、つまり単位を落としてしまった。「これではイカン」とたまたま大学の近くにあったここに通い始めた、それがすべての始まり。以後、大学卒業までの約3年間、午前や夕方に通学し続けることになる。
 就職した後、日仏を離れ今度はアテネ・フランセにおよそ2年半通う。そして、7年前の夏を最後に仏語学習は一切ストップ。これには「方向転換(転職)を考えていたから」というのが大きかった。いろいろな可能性を模索すべく、区主催の日本語教師養成講座、短大(社会人入学)、デジタルハリウッドと様々な学校に通った。まあどれもこれも結局はモノにならなかったんだけど。
 そしてとうとう退職→無職→アルバイトときて今の会社に就職。生活が落ち着き始めたところで、「いつかは仏語学習を再開したい」という気持ちが芽生え、それが「できれば日仏で」という気持ちに発展していった。そう思い始めたのが9月のこと。あれから3ヵ月経ち、とうとうこの日を迎えた。

 今回なんで日仏を選んだか、「日仏が好きだった」という以外のもう一つの理由が「アテネは今の勤務先のすぐ近くで、仕事が休みの日にまで会社の近辺まで行きたくなかった」ということ。本当は平日に仕事が終わった後アテネに通うのが理想的なんだけど、残業が多いんでそれは無理。
 日仏はアテネと比べてクラスが少ない。つまり選択の余地があまりない。自分が「この曜日・時間に通いたい」と思っていたとしても、その曜日・時間に自分のレベルに合うクラスがないとダメ。今回たまたまそういうクラスができたんで、迷わず通学を決めた。

 冬学期に開講されるクラスの一覧が明らかになってから、ここのところ数日クラス締め切り状況を見てはやきもきしていた。実は、在学生の受講申し込みは1週間前から始まっている。いくら10年前に受講していたとはいえ今回は新入生扱いとなるので、「在学生だけの申込期間中にクラスが満員になってしまったらどうしよう」と気が気ではなかった。そういう意味では今日、本当にホッとすることができた。

 ここで、申し込みの模様を。
 建物の中に入ってみると、受付(1階ロビー)付近が改装されていた。以前は狭くイスもなかった受付が、同時に3人も受付が可能な、しかも申し込む人がイスに座れるような広いスペースになっている。
 某巨大掲示板のスレッドで「事務の人が冷たい」ということを聞いて恐れていたが、さにあらず。応対してくれた職員の接遇は普通かそれ以上だった。しかも、受付のテーブルにはお菓子が置いてある。「お一つどうぞ」と言われ、思わず手に取った。こんなこと、昔は考えられなかった。
 「昔は考えられない」といえば、開講される授業の一覧を紹介したプログラムの変わり様がすごい。10年前は、各クラスの情報を単に色紙に印刷してそれをホチキスで綴じただけのものだった。それが今や、実にご立派なカラーのパンフレットになっている。
 まだまだある。受講するクラスの選択にあたって講師のオリエンテーションが受けられるようになっていたり、レベルチェックがWebや構内のパソコンで受けられるようになっていたり、ポイント制度ができていたり(以上、詳しくはプログラム参照)… いったいこの至れり尽くせりぶりは何なんだろう? 小規模の仏語学校が増えたことに対する対抗手段?
 ちなみに、そのプログラムにはなんと私の勤務先が載っていた。どういうことなんだか詳しい事情は何もわからないけど…。

 講師のオリエンテーションは受けず(レベルチェック等も済ませてあったし、申し込みたいクラスもハッキリしていたので)申し込み完了。年会費7,000円にプラス1,000円でメディアテークも使い放題、おまけに恵比寿の日仏会館まで利用可能というので、こちらも迷わず申し込む。会員証が以前は紙だったのがプラスチックになっている。こんなところもご立派になった。
 手続きを終え、校舎内をぶらぶら歩く。以前とそれほど変わっていないけど、とにかく何とも言いようのないオシャレな雰囲気。
 窓からさす日差しをパチリと携帯電話のカメラで撮影。この太陽は、今の私の希望に満ちあふれた心境を象徴しているようだ。
 この空間には、一歩足を踏み入れるだけで気持ちが満たされる、楽しくなるような何かがある。アテネ・フランセはいわゆる語学学校であり、こういう雰囲気はまず存在しない。

 来年の授業開始が楽しみになってきた。
 久しぶりの学習で少し不安はあるが、まあどうにかなるだろう。