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2005年01月22日 01:21に投稿されたエントリーのページです。

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患者中傷の水戸協同病院元女医へ

「頭悪い」「来るな」HPで患者中傷 女性医師を解雇 水戸の病院

とうとう解雇か。

まったく馬鹿ですねぇこいつ。一瞬、思わず「ざまぁみろ!」って言ってしまいましたよ。

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この事件が明るみに出たころから水戸協同病院のWebサイトを覗き始めてみると、数日後には耳鼻咽喉科の担当医一覧から女性らしき一医師の名前が削除されていました。

世の中には時間とエネルギーに余裕のある方もいらっしゃるようで、彼女の実名や経歴をWeb上で事細かに調べたWebページ(Weblogだったかも)があります(ここではリンクは張りません。知りたい方は自力でどうぞ)。筑波大出身であることや、水戸協同病院のサイトから削除された医師の名前など、そのページには既に載っていました。

同じく医師や医療従事者でWeblogを運営している人々の間でも随分このことは話題になっていて、彼女を擁護する意見やらそれに対する異議やら、さらにもっと深い観点からの今回の事件についての考察など、いろいろと賑わっていたようです。

一応私もかつては医療従事者の端くれだったんで(勿論医者ではありませんが)、患者の中にはどう応対していいかわからんような人がいるということはよくわかります。理不尽なことを言われることも多いですし、何より「話の通じない人間を相手にすることほど辛いものはない」ということもわかっています。だから、この女医のやったことを否定するにしてもすべてを否定するのは難しいと思っています。

しかし、心肺停止の患者の目を見て「鮮魚売場の魚のよう(瞳孔が開いているので)」とか、やかましい入院患者に対して「今すぐ帰れ、二度と来るな。私もあなたがこの世からいなくなってもなんとも思わないです。って言ってやりたい。」とか… 医師というよりまず人間としてどうしようもなく性根が腐ってるでしょう。たとえ現場で「まるで鮮魚売場の魚のようだなぁ」と思ったとしても、(匿名とはいえ)いちいちWebという公の場で表に出すというのが私は理解できない。自分だけしか読まない日記(Weblogなどのように不特定多数の人が見る可能性のあるツールではなく)にでも書いておけばいいものを。

彼女は理不尽な患者に対してキレてるだけではなく、例えば止血がうまくいかずその止血量を自慢(?)してみたり、手術の失敗を暴露してみたり。もしそんな医者に自分がそうと知らずに診てもらってるとしたら、恐ろしくなります。

あまり声高に、というかこの機に乗じてとばかりこの女医を批判すると、「金も知力も足らない人間の医者全体に対するひがみか?」とも受け取られません。もちろんそんなことではないです。ただその人間性の欠如に呆れ、「こんなことがあってはならない」と強く思っているだけです。

私は医療従事者であることをやめてから、家族の病気で医者探しに難儀したことがありました。その過程でいろいろな医者を見てきました。「(医療に関して素人である)患者が医者にガタガタ言うな」といった感じの医者、診察中にボールペン回しをやめない某大学病院の若い女医、「この病気はね、治らないんだよ!」と年老いた患者に平気で言うデリカシーのない医者… そんな経験からか、この事件に関しては私も厳しい見方をしています。

ここを読むと、彼女は病院を解雇されたとはいえ戻る場所があるようで。彼女が「医師」である前にまず「人間」として更正しなければならないことを考えると、本当は戻る場所なんてない方がいいと思います。どこも雇ってくれる(受け入れてくれる)場所などなく、孤独感とかどうしようもなくみじめな気持ちを味わったり、「人間は一人で生きている訳ではない、誰かの支えがあって初めて生きていられるのだ」ということを実感したり、心身共に健康であることがどれだけありがたいことなのかを感じたり… そのためにはまず社会のあらゆる集団から排除され、完全に疎外されるような状況に身を置く。腐った性根をたたき直し、日常の仕事でいつのまにか失ってしまった人間としての感受性や良心を取り戻すには、その位の荒療治が必要なのではないかと、私は思います。

コメント (2)

医療と医師に疑問のJean=Paulさん、「医者に復讐せよ!」(氷川剛著)をご一読いただくと、面白いと思いますよ。

石田さん、こんXXは。
氷川さんの書籍ですか。こんど時間に余裕のできたときに読んでみます。

医療に関する知識とか技術とかが高度なもので会得するにはかなりの時間とお金を要し、しかも会得した者は国家資格というお墨付きを得るという構造になっている以上、状況はこれからも変わらないでしょうね。
ひとえに、医師の良心や謙虚さに期待するほかありません。これを持っているか(持ち得るか)は一人一人違うので、持っている医師を辛抱強く捜すしかない、ということになります。

以上、かつて病院のピラミッドの最下層にいた者の戯言でした。