9月10日の記事でふれたとおり、いよいよ明日9月16日から我が家の前を路線バスが通ることになる。
開業前日ということで、両親に「明日から新しいバス路線ができるよ」と案内。「中野駅方面に出るときに便利だから、乗りなさいよ」と勧めた。
そこで、東京都シルバーパスの話になったのだが、父は今月いっぱいで期限が切れるパスの更新を今回しなかったという。なぜ?
訊いてみると、「値上がりしたから」だという。前回更新までは、15,000円払えばOKだった。それが今回はなんと25,000円に値上がりしたそうな。
「ホントかよ!」と思って調べてみると、区民税課税者は20,510円支払わなければならないとか。えーっ!!
「随分ぼってるよねぇ」と母。たしかにそんな気がする。1年間有効なパスに20,510円払うとなると、月に1,700円分(9回以上)乗らなくてはペイしない。たまにしか出かけない高齢者にとっては、この額はあまりに高い。
で、「もっと安くしろ!」という話になるのが普通かもしれないが、私が思ったことはそれだけではなかった。
今、交通業界はどこも売り上げが伸び悩んで苦しい状況にあるはずだ。鉄道、タクシー、そしてバス業界も例外ではない。某巨大掲示板のバス・バス路線板を日頃覗いていると、「ジジババばかりが乗客で金にならない」「拘束時間が長くて給料がめちゃくちゃ安い」「運転士という仕事に対する憧ればかりじゃやってられない」などといったバス運転士の嘆きをよく目にする。
そんな案配だから、東京バス協会としてはこのような大幅な値上げをせざるを得ないのもわかるような気がする。
「シルバーパスの値上げは高齢者いじめだ!」という至極尤もな不満と、「まぁしょうがないよなぁ」という考えで、何とも複雑な気分になったひとときだった…。