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2005年09月29日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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ちょっと贅沢してタクシーに乗る

ちょっと無理をして遅くまで残業して、新宿まで電車で戻ってきたが、地下鉄やバスに乗り換えるのが億劫に感じられたので、タクシーに乗ることにした。

西口地下のタクシー乗り場。小型タクシーの方に5〜6人の行列が。順番を待っている間「どんなタクシーにあたるんだろう」とちょっぴり不安でいると、やってきたのは東京無線の日本自交(日本自動車交通)の車。私の地元である中野の営業所じゃないか! しかも平成17年度東京タクシーセンターの法人タクシー事業者ランク評価でAAランク(車両の左側面にステッカーが貼ってあるのですぐわかる)。これはラッキー!

ドアが開き中に入ると、中年の女性ドライバーが丁寧に迎えてくれる。社内は柑橘系の香りがする。いいねぇ。運転席にはカーナビも取り付けてある。

「これ以上疲れたくない」というのがタクシーに乗ろうと思った動機、なのに個人タクシーではないのでシートはふかふかではなく、やや硬い。でもまあ仕方がないか。

車内ではAMラジオが。おそらくNHK第1ではないかと思う。普段忙しくてラジオなんて聴く暇がないので、こういうのも嬉しい。折しも、番組の内容は「女性年」だか何だか女性の社会進出のようなものだった。繰り返しになるが、今こんな夜遅くまでハンドルを握っている運転手さんも女性である。

夜11時を過ぎていることもあり、信号は基本的にどれも緑なので、車は順調に飛ばす。途中道路工事で車の流れが詰まった場所もあったけど。

車内では、私が疲れていることもあって終始無言だったが、目的地(自宅)の前まで来て、料金の支払いのときに世間話。「寒くなりましたねぇ、暖かいのは日中だけで夜になると冷え込みますね」「こういうとき私つい油断して薄着して風邪ひいちゃうんですよ」「それはダメですよ」なんて会話を交わす。料金は深夜割り増し(3割増)で1,600円。領収書を見ると、なんと車番が「161616」。16づくしだ。

車を降りるときに、「ありがとうございました、おやすみなさい」と声をかけてくれる。「ありがとうございました」は言われたことがあっても、「おやすみなさい」と言ってくれた運転手さんは初めてだ。心が温まる。

地下鉄やバスに乗っていたら20分以上もかかり、しかも歩かなければならないところを、座ったまま自宅まで13〜14分でたどり着くことができた。お金はかかったが、心地よいひとときだった。疲れて無理してるんだもの、このくらいのご褒美ぐらい貰ってもいいはずだ。

運転手のN.E.さん、安らぎのひとときをありがとう。


【蛇足】
日本自交のWebサイトを見てみると、お客さんだけでなく運転手に対しても優しい印象を受ける。ちょっとしたゲームのページまであるのも面白い。そういう会社に働く人だから、あの運転手さんがいるのか、あのような運転手さんが集まっているからこういう会社になっているのか、どっちだかはわからないけど。