このページについて

2005年11月16日 23:45に投稿されたエントリーのページです。

一つ前の投稿は「家族が退院する」です。

次の投稿は「アキバでインスタントラーメンを買う」です。

他にも多くのエントリーがあります。ホームページアーカイブページもご覧ください。

Powered by
Movable Type 3.34

アップルWebバッジ

« 家族が退院する | ホーム | アキバでインスタントラーメンを買う »

雑誌『COURRiER Japon』の創刊にインパクトを感じる

京都では日米首脳会談のまっただ中。小泉首相が米国との親密さをアピール。
そんな中、「おおっ」と思わず唸ってしまうTVCFを見つけた。

何だろうと思って注視すると、それは、講談社から明日創刊となる新雑誌『COURRiER Japon』のTVCFだった。

こちらにあるとおり、テレ朝の「報道ステーション」でもテレ東の「ワールドビジネスサテライト」でもこのTVCFが流れた(前者でこのTVCFを見て当エントリーを投稿中に、後者も見たところ)。

「反米ではないが」と断ったうえで「アメリカだけが世界でしょうか」と問いかける、その宣伝文句はキャッチーで充分なインパクトがある。

我が国は、政治・経済・文化など様々な面でアメリカ合衆国の影響を強く受けている。そのような状況下で、日本人はあたかもアメリカに右へならえとなってしまい、いつしかその思考や行動がアメリカによって決定づけられてしまった(一応このWeblogという仕組みを実現しているインターネット自体、アメリカ生まれのモノだ)。

でも、私は常日頃から思っていた。
なんでアメリカなんかに追随しなきゃいけないんだ?

だいたい、ネズミがお城で踊ってるのを見て何が楽しいんだ?
仕事上必要に迫られてというならいざ知らず、どうして英会話を習おうとするんだ? 英会話ができたからって何だっていうんだ?
アクションやチープな恋愛コメディ、気色悪いホラーばかりのハリウッド発映画なんか見て何が楽しいんだ?

もちろん、日本という国があらゆる面でアメリカに塗りつぶされているというわけではない。元フジテレビアナウンサーで相撲取りの婦人の座をまんまと勝ち取った輩のように、盲目的な「おフランス」信仰者(相撲部屋のファンクラブの集いがなんでフランス料理の食事会なんだ?)も古くからいるし、最近では中国や東南アジア、そして韓国の文化に目を向ける人も増えている。

私自身も徹底的な反米主義者というわけではない。アメリカの国技ともいうべき野球が大好きだし、Bobby Valentineなど私にとって愛すべきアメリカ人もいる。

それにしたって、あまりにアメリカにベッタリってどんなもんだろう? たかだか数百年しか歴史のない国にしか、我々は学ぶ点がないのだろうか? そもそもアメリカって国はそんなにエラいのか?

そんなことを思っていたわけで、「反米じゃないけどアメリカばかりにおもねらず世界各国のニュースを伝える」というこの雑誌の創刊ポリシーには、大いに共感を覚える。
一応編集長が渡仏経験者で、この雑誌の叩き台になっているのもフランスの雑誌ということで、親米ならぬ親仏になるかといえばさにあらず。あくまで世界各国のニュースを硬軟取り混ぜて取りあげていこう、という方針のようだ。

わかる人にはわかるだろう、この雑誌の志が。
とりあえず創刊号からしばらくの間は売れるだろう。あとは継続するかどうか。鳴り物入りで創刊したのにポシャってしまう雑誌なんて星の数ほどあるだろうから。

余談。
どーでもいいが、この編集長、「白髪になった筧利夫」って感じ。
40チョイ過ぎでもこんなに貫禄があるようになるのかなぁ。