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2005年11月02日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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家族が入院する

本当にごくごく個人的なことで、まさに「日記」なのだが、

家族(母親)が突然入院してしまった。

数日前から、買い物に出かけるため近所の坂を上ると、胸の苦しさを訴えていた。30〜40分程度で苦しさはおさまるのだが、「もしかしたら心臓の疾患なのではないか」ということで、近くの病院の心臓科外来を受診することになった。頼まれて私も付き添った。

レントゲン・心電図の検査を終え、外来での診察後、「すぐに入院を」という話が持ち上がった。
「えっ! 嘘でしょう?」思わず外来の待合室で大きい声を出してしまった。とにかく信じられなかった。しかも「今すぐに」とのこと。
発作時は苦しそうにしているが、それ以外のときはいたって普通。だからこそ、にわかには信じがたかった。

とにかく安静に、心臓に負担をかけてはいけないということで、外来から病棟への移動は歩きではなく車椅子。ベッドの上で横になったら、上半身だけを起こすことすら許されない。ひたすら天井を眺めながら点滴を受ける。用を足すときも寝たまま、ナースに手伝ってもらいながらである。

病気そのものもさることながら、検査(カテーテル)も医師の説明では危険性がゼロではないらしく、そのことも心配を増大させる。無事検査を終えたとしても、その後の治療がどうなるのか、薬物治療で済むのか、バルーン療法か、手術か、現時点ではわからない。

「しっかりせねば」、とにかく気丈でいるしかない。病気そのものや、この現実に立ち向かっていくしかない。
病院にいるときは、そんな気持ちだった。泣いてなんかいられない。とにかく前向きにいくしかないのだ。本人にも「早く退院しようとするのではなく、病気に立ち向かって早く治すことを考えるんだよ」と告げた。
ところが… いったん帰宅してみると、やっぱり辛い現実が重く心にのしかかる。疲れていたのと、昼食後ということで、昼寝をしてしまった。まどろみから覚めると、現実の重さをしばし忘れ、少し解放されたような気持ちになった。これなら前向きに現実と向き合えるかもしれない。

不幸中の幸いだったのは、私が先月いっぱいで会社を辞め、今は働きに出ていないことだ(次の仕事の話もあったが、こんな状況では無理だろう)。もし、会社に残っていて、毎日残業が多く帰りも遅い状況でこんなことになっていたら、とても対応できなかっただろう。嫌な仕事を、会社に長時間拘束された形でしている中で(自分のストレスでいっぱいなところへ)、このような家族の問題が降りかかったら、私はつぶれていただろう。

思えば、5年前にも似たようなことがあった。その年の3月限りで5年間勤め上げた職場を去ったあと、両親が相次いで体調を崩し、2人とも1度ずつ救急車で運ばれる憂き目にあった。このとき私は、家で何をすることもなく、パソコンに向かってネットサーフィンをしているくらいだった。これから何をしたいかもわからなかった。それまでの勤務で溜まった疲れと、30歳になってしまったという不安で、心の中はいっぱいだった。家族の病状のこともあり、転職活動どころではなかった。
しかし、今は違う。5年前の経験もあるし、これから目指す方向、やりたいこと、すべきこともはっきりしている。働く意思もある。

家には病気持ちがもう一人(父親)いる。そのため、家事の多くを母親が自ら率先して請け負っていた。私が何か手伝いをしようとしても制止されることが多い。どちらかというと、自分で何でもしなければ気が済まない質の人だ。それだけに、いかに気を遣わせずに家事の一端を担うか私が腐心することも多い。

「辛い思いをしているのは、私だけではない。何より、当の本人が一番辛いはずだ。」そう思うことにした。
下手に病気のことを心配しても仕方がない。病気のことを気にかけながら過ごしても、病気のことは忘れて自分のこと(すべきことと楽しみの両方)に集中して過ごしても、時間は同じだけ過ぎていく。だったらあまり病気のことを考えすぎないで、ストレスをためないように過ごすしかない。なるべくいつもどおりの心境で過ごすように心がけようと思う。

コメント (2)

お母様のご容体心配ですね。
早く良くなることをお祈りしています。

僕の父も今年になって入退院を繰り返しています。
家族の入院等があると健康の有り難さを再認識しますね。

寒くなってきました。
Jean=Paulさん自身もお身体にご自愛下さい。

ありがとうございます。
何かと不安な中、いち早くコメントをいただいて心強い思いです。
私からもお父様の快癒をお祈りいたします。

昨日(3日)から急に寒くなり、母も病院で風邪をひいてしまったようです。
私自身季節の変わり目にはよく風邪をひくのですが、今年はそんなふうになるわけにはいかないので、注意したいと思います。
webbyさんもどうぞご自愛のほどを。