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2006年04月22日 19:17に投稿されたエントリーのページです。

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面接対策のヒントを得る─転職活動をする(12)

転職サイトの最大手、リクナビNEXTが主催するイベント「差がつく!面接力UP講座」を受講してきた。

内容は、リクナビNEXTの紹介文を借用すると、

企業人事の視点や、面接に受かりやすい人の行動様式などから、採用面接でおさえるべきポイントを伝授します。今すぐ転職をしない方でも、プレゼン力をあげるいい機会かもしれませんよ。

といったもの。
会場は霞ヶ関ビル。

最初に、面接に訪れた応募者の姿を3パターン紹介したビデオを見せられる。
・暗く覇気がなく、うつむきっぱなしで面接官と目を合わせようとしないパターン
・どこか横柄で、自己紹介をダラダラと話し続けるパターン
・謙虚で元気があり、自己紹介もスッキリまとめたパターン
の順に見せられたのだが、自分が面接官になったつもりで、あるいは第三者的視点で見ると応募者のアラが見えるものだ。1番目と2番目のパターンがいかに駄目なのかを強く感じる。私は日頃から人と目を合わせて喋るのが少々苦手で、その点では1番目のパターンにやや近いところがあるのだが、「今まで自分も面接でああいう態度だったことがあったかなぁ」と反省。

次に講師(リクルートエージェントの方)のお話が始まるのだが、とにかく示唆に富む言葉が多すぎて、メモをとってもとりきれない。

一つ印象に残ったのは、「自分は何ができるか(今まで何をやってきたか)」より「これから自分はどうしていきたいか」が大切だ、という話だ。
「私はこういう仕事をしてきましたので、御社が今回募集しているXXという職種でも経験を活かせると思います」というだけでは、アルバイトや派遣社員の募集と変わらない、というのだ。正社員として働きたいと思いそういう求人に応募する以上は“経験プラスアルファ”が大切で、その“アルファ”にあたるのが「転職することでどういう不満を解消したいのか」「どういうことを実現したいのか」という部分だ、という。

こうして文字にしてみると「なーんだ、当たり前のことじゃん」と思うのだが、実はそれがないがしろにされているのが現実の転職活動なのだろう。

たしかに、自分がやりたい仕事、応募したい求人があるとは限らない。あっても少ないだろう。それに年齢制限などの問題があると、ますます少なくなるはず。「選り好みなんかしちゃいられない」というのも一理ある。
でも、だからといってそういう基本的なモチベーション、応募意欲に関わるところが弱いと、なかなか内定を貰えないのもたしかだろう。

とにかく、2時間の間に貴重な話をたくさん聞くことができた。ボイスレコーダーを持っていって録音しておけばよかった…。

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会場を後にして、歩きながら思った。

とりあえず自分は今フリーという立場でお仕事をもらうことができている。つまり完全なる「無職」ではなく「フリー」ないし「自営業者」という立場で仕事をしている。

無職期間が長引くと転職活動においてマイナスとなるが、一応何も仕事をしていないワケじゃないし、その点ではあまりプレッシャーを感じなくても良いんじゃないか。

ぼちぼちでも仕事をこなしながら、マイペースで(ただしのんびりではなく)仕事を探していけば良いんじゃないか。

完全なる無職だったら「早く就業しないと。これ以上無職期間を長引かせるわけにいかない」というプレッシャーがあるが、今の私はそうじゃない。
だとすれば、今回の転職活動でどういうことを実現したいのか、どういう仕事をやっていきたいのか、腰を据えて考えることもできるのではないか──。

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某巨大掲示板群の転職板にあるスレッドを覗いてみると、「今週のリクナビNEXTもロクな求人が載ってねぇじゃねーか」といった内容の、嘆きの書き込みが多く見られる。

たしかに、それほど魅力的でない求人ばかりが載っているのも否定できない事実ではあろう。

でも、これは私が以前から思っていたことなのだが、「こういう方向でやっていきたい」「こういう仕事がしたい」というのなら、そんな転職サイトだけに頼るのではなく、自分で各企業の人材募集ページを見て応募すればいいんじゃないだろうか。

最近は、「転職情報検索エンジン」と呼ばれるしくみ(というかサイト)がある。代表的なところで仁王ジョブダイレクトジョブエンジンといったものがある。こういうところで勤務地とか仕事の内容とかを検索条件にして検索すると、条件に見合った各企業のWebサイトの求人ページがヒットする。そういう求人に自分でアタックしていくことが必要なんじゃないか。

転職サイトの求人広告を書いているからというわけではないが、人を求めている各企業が転職サイトに求人広告を載せるためにどれだけのお金を投資しなければならないかを私は知っている。本当は求人広告を転職サイトに載せたくともお金がないので載せない企業は多くあるはずだ。実際、求人広告掲載の依頼があって取材に訪れる企業の多くは、既に自社Webサイトを持っており、その中で何らかの人材募集を載せている。訴求力がないから転職サイトに頼らなければならないだけで、実際にはそういう企業のサイトを自分で見つければ応募することも可能なのだ。

自分のやりたい仕事、入りたい会社をゲットする方法は、1つだけではない。いろいろな方法があるはずだ。自分が「こういう方向でやっていきたい」というのさえしっかり持っていれば、転職サイトだけに頼った転職活動などすることはない。

今の私は残念ながら「こういう方向でやっていきたい」というのがまだ確固たるものになっていないので、自分で書いておきながら上記のような方法(各企業のWebサイトのページを見て直接応募する)はまだ実践していないのだが、方向性さえ確立できればすぐにでも実行に移すつもりだ。

某巨大掲示板群の転職板の住人の多くには、そういう戦略というか視野が決定的に欠けているような気がしてならない。自己評価が低く(学歴やこれまでの職歴などで)、「どうせ自分にはこういう求人しか応募できない」「(文系出身者の場合、向き不向きは別として)どうせ営業しかできない」という考えに支配されてしまっているんじゃないか、と思う。

まあ、もっとも自分も上に書いたように「自分がこういう方向でやっていきたい」ということだけでいい求人が見つけられるか、そんなに理想的に事が運ぶかは、やってみないとわからないが…。