久しぶりにぐっすり眠れた。
時間にすれば7時間くらいで、昨日と大して変わらないにもかかわらず。
「今週は仕事をしない」と決めていたけど、12時過ぎにまた仕事の依頼の電話があった。
電話に出てみると、何か様子がおかしい。
なんと…… 「今日の夕方から取材をお願いできませんか」
どんなに遅くとも取材の前日には依頼が来るのが普通な中、こんな依頼は初めてだ。
まあ休むことに決めていたとはいえ、どうしても外せない予定を立てていたワケじゃないし、取材場所も近い(家から20分くらい)ので、一応詳しい話を聞いてみることにした。
状況を聞いてみると、なんでも
・先日掲載が終了した求人案件のリライト(一からの書き起こしではない)
・仕事情報1職種のみ(通常は3職種プラス会社情報)
・原稿納期は明日の朝一(明日の日中まで引きずる仕事じゃない)
ということらしく、ある意味条件がいい仕事といえる。
「今週は仕事をしない」と決めていたとはいえ、やはりいい話があれば請けるかどうか迷ってしまうもの。
「どうリライトしてほしいのか」など、もう少し詳しい情報を確認してほしい旨返答して、再度の連絡を待つことにした。
待ってる間、掲載終了した情報をGoogleのキャッシュで読むと、たしかに問題点がちらほら見える。
・抽象的な文言が並んでいて、具体性に乏しい
・国から認可を受けて事業をしているにもかかわらず、認可番号が掲載されていない
・同業種の会社・同職種の仕事は他にもあって、それらと差別化を図らなければならないのに、それがきちんとできていない
各項目はひととおり文章で埋まっている(字数は結構ある)のに、今ひとつ中身がない(失礼!)ような気がする。
そこで、いろいろとさらに突っ込んで訊くべきことをまとめ、いつでも取材受諾OKの態勢でいた。
ところが…
結局は取材はおじゃんになった。私以外のライターが取材をすることになったのではなく、取材そのものがなかったことになったのだ。
なんでも、広告代理店の人間(おそらく営業職だろう)が自分で取材してリライトすることになったらしい。
自分なりにリライトのポイントを考えていただけに、肩透かしを食った格好になった。
人騒がせといえば人騒がせだが、そんなことよりもやっぱり取材と執筆がしたかった。
「今週は休み!」と宣言していたにもかかわらず、仕事の話が来るとやっぱり前向きに検討してしまう。つくづく、「自分はこの仕事をしたくて仕方がないんだなぁ、仕事が好きなんだなぁ」と思った。
これでは、スワローズ監督を辞めた後すぐにタイガース監督就任の話が来て「自分を買い被りすぎだ」と言いつつ結局はその話を請けた人、「自身が個人で行う講演や出版物の報酬のうち全額または何割かを球団のものとする」という契約書の内容に憤りつつ結局はそれを承諾(?)して監督に就任した人、そう、現ゴールデンイーグルスの監督と同じだ。
あの人も、タイガース監督就任時に「よっぽどあの人も野球が好きなんだな」と現タイガースシニアディレクターに言われていたっけ。私も同じようなことを言われても仕方がないな。
今朝も、先日リライトした原稿が、ほぼ私がリライトしたままの状態で公開されたのを確認したところだ。
手前味噌になるけど、リライト前に比べたら格段に良くなっていると思う。SEやプログラマーの募集なのにオープン系なのか汎用系なのかが明記されていなかったのを修正したり、抽象的な表現をやめてより具体的でvividな文面に変えたし…… うーん、我ながらなかなかいいじゃん。
普通ならあまり魅力的に感じられない求人、応募者がなかなか集まらなそうな(または実際に集まっていない)求人を、魅力的に見せていく──。
一からの書き起こしとはまた違う醍醐味がある。
まだまだ経験も少ないしわからないことも多いから、あまりいい気になっちゃマズいが、今後「求人広告再生請負人」「求人広告の魔術師」なんて呼ばれるようになれたらいいんだけど……。