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2006年09月04日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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やっぱり……──観戦記 第77回都市対抗野球 横須賀市対東京都

昨日で、1日3試合が組まれ、午前10時からも試合がある日はオシマイ。今日は準決勝ということで、14時からと18時からの2試合。

エースの抜けた(松井光介がスワローズに入団)JR東日本と、リーディングヒッターの抜けた(梵英心がカープに入団)日産自動車。「チームの柱が抜けた」という意味では、どちらも条件は同じといえる。

今日もバルコニー席を選択。
この日はJR東日本が一塁側なので、私も一塁側の席に座る。

応援席のほうは、一昨日に比べると少なく、外野をすべて埋めてしまうまでには至らない。まあ一昨日は土曜日で今日は平日だし、無理もないな。

「たぶん日産自動車相手に苦戦するんじゃないかな」と思っていたが、初回からその嫌な予感が的中する。いきなり連打で3点を失う。
4回にもツーランを打たれ、あっという間に5点差。

とはいえ、JR東日本にもチャンスが全くなかったわけではない。
日産自動車はエラーが3つ(JR東日本はゼロ)。相手のエラーでランナーを出させてもらえるのに、それを生還させることができない。ことごとくチャンスを潰してしまう。相手のミスに付け入ることができない。

あまり個人攻撃はよろしくないが、ことごとくチャンスを潰したのは9番一塁の山内(東京ガス)。独特のバッティングフォームで、「こんなんでホントに打てるのかよ?」と以前から思っていたが、その問題点が大事な今日の試合で出てしまう。
どの辺りが独特なフォームかというと、まず、グリップを腰の辺りに構える。それだけならまあいいのだが、ちょっと猫背気味に構え、振りにいく際にヒッチする。ヒッチするからバットのヘッドが出るのが遅れるのだろう。打つ球打つ球がみなバックネット方向へのファール(つまり相手の投球に差し込まれている)。せいぜい内野へのフライしか打てない。
2度も大きなチャンスを潰したうえに、相手への追加点献上のキッカケとなるエラーまで。これまではそんなことはなかったが、さすがに今日は途中で交代させられていた。
一応補強選手としてJR東日本の一員となっているわけだが、これでは「補強」として機能していない。「補充」にもなっていない。だいたい「9番で一塁」って何? 一塁を守るような選手なら、中軸を打てるような打力のある選手でなければ。他にもっとまともな選手はいなかったんだろうか?
せめて1番三塁の石川(2回戦と準々決勝で1本ずつホームランを放っている)に回してくれればよかったのに。もっとも石川も今日はヒットすら出ない状態だったけど。

山内に限らず、JR東日本の選手はとにかく打球が前に飛ばない。飛んだとしてもせいぜい内野まで。これでは点が挙げられない。相手投手は大して球が速いわけでもないのに(せいぜい130km/h台)、差し込まれている。

全くチャンスがないならともかく、「ランナーが出ても点を入れられない」「打球が前に飛ばない」で、次第にイライラしてきた。
日産自動車の投手も、もの凄く良い出来というわけでもなく、付け入る隙はあるのに。

結局、過去2試合でリリーフとして高騰した森福(シダックス)を出す場面は訪れず、完敗。あーあ、やっぱりな。

ただ、観客席の人が口々に言っていたのは、「ここまでよくやったよ」ということ。
そもそもベスト4進出自体初めてだし、東芝(川崎市)・日本生命(大阪市)を破ってきたヤマハ(浜松市)を下したことが称賛に値する。
だから、私からも「本当によくやった、楽しませてくれた」と声をかけてあげたい。グラウンドから選手が引き上げるときに、私からも温かい拍手を送った。