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2006年09月16日 22:55に投稿されたエントリーのページです。

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観戦記 大相撲九月場所7日目

両国国技館で開催中の、大相撲秋場所(7日目)を見に行ってきた。

実は、相撲を生で見るのは生まれて初めて。
子供の頃から相撲の世界に全く関心がなかったわけではない(物心ついた頃は、北の湖・輪島の2大横綱の時代だった)。ただ、去年の今頃から私の中で相撲熱が徐々に高まってきて、各場所のテレビ観戦をするのはここのところ習慣になっていた。
そこで今回、秋場所に狙いを定めてチケットを購入した次第。

席は、「特別2人マスC」席(1人あたり9,200円也)。マス席といえば4人がけが常識だが、特別に2人用として用意された席だ。

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JR両国駅西口に降り立ち、一路国技館へ。

チケットを手に入場口へ。無事入場を終え振り返ってみると、私が通った口の隣の口でモギリをしていたのはなんと(白鵬関の育ての親として知られる)熊ヶ谷親方ではないか! へぇー、親方衆もこういう仕事をするんだ。

中に入る。
ラジオの館内貸し出しやら何やらいろいろな案内スペースやパンフレット配布スペースがある中、茶色い法被を羽織った一人の若い女性が声をかけてきた。
「お席をご案内しましょうか?」
チケットの席番を見ただけではどこなのかチンプンカンプンなので、「お願いします」と答えると、単に席の場所を教えてくれるだけでなく、実際にその場所まで案内してくれるという。
席の場所は、向正面ど真ん中の最後部。「東からぐるっと回っても西から回っても同じですよ」とのこと。なるほど、そういうことですね。

途中、人だかりができている。何だろうと思うと、なんと旭天鵬関じゃないか! 観客との記念撮影に応じている。
案内役の女性の方も、「お写真はよろしいですか?」とわざわざ案内を待ってくれる。えっ、いいの? それならと早速ケータイのカメラで旭天鵬関を撮影。


こんな感じで撮影に応じていた。

無事席にたどり着いた後、「こちらがメニューです」とお弁当やらパンフレットやら飲み物やらの価格表を渡してくれた。

スゴイよなぁ。プロ野球とかJリーグとかコンサートとか今までいろいろと見に来たけど、ここまで親切にしてくれる案内って経験したことがない。

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席に着いてみると、最後部とはいえ決して眺めは悪くない。
いつもテレビで相撲を見ていて、もっと広い会場でやっているものと勝手に思っていたが、意外と会場はコンパクト。こんなに近くで見られるのか!
それとライブ感が違うなぁ。やっぱりテレビで見るのとは違う。

着席時はちょうど駿傑と将司の取組が始まるところで、その次の海鵬と玉力道の取組をパチリと。


眺めはこんな感じ。


めいっぱいズームアップするとこんな感じ。
奥には審判の九重親方(元千代の富士)が見える。
向かって左が玉力道(西)、右が海鵬(東)。
この勝負は送り出しで玉力道の勝ち。

どうでもいいけど、この写真では空席になっているすぐ前の席に、この後男性2人と女性1人が座った。で、男性のうち一人(20代?)が、取組と取組の間にPSP(プレイステーション・ポータブル)でロールプレイングゲームを楽しんでるんだよなぁ。しかも耳にはPSPに接続したイヤフォンまで。一体何しにここまで来たんだろうかと。相撲が生で見られるありがたみをわかってないのかなぁ。

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とにかく、普段テレビで見ている力士が次から次へと登場するので、私としては「おぉー」という感じ。ちょっとミーハー心がくすぐられた格好だ。

それに加えて、やはり勝負の行方を楽しむということ。これは普段テレビで観戦しているときも同じだけど。ただ、テレビに比べたらアップで見られないので、ちょっと見方は荒くないる。

各力士のパフォーマンスもちゃんと拝めることができた。十両で挙げれば北桜の塩撒き、片山の足を高く上げる四股、幕内なら高見盛の気合いの入れ方や仕草。向正面なので、高見盛の気合い入れはバッチリ見ることができた。

あと感じたこととして、琴欧州や把瑠都は遠巻きに見てもやっぱりデカイなぁ。身長が2メートルほどになるとさすがに他の力士との違いがわかる。

各取組の結果は他のサイトに譲る(野球の観戦記のように勝負の展開については細かくふれない)として、印象に残っている取組を挙げるとすると、安馬と岩木山の対戦かなぁ。ここまで全勝できた安馬だけど、さすがに岩木山のような巨漢相手じゃ勝てないだろうと思っていたら、案の定敗戦。

横綱昇進を書けた白鵬の敗戦(3敗目)。「あれ?」という間に琴光喜に後ろに回られて、送り出しで敗戦。ウチの親に言わせれば「もしかしたらという感じがした」とのこと。誰だったかが場所前に「全場所で13勝したにもかかわらず横綱に昇進できなかったのを、まだ引きずっている」と話していたが、そのとおりなのかもしれない。

個人的に「よかったなぁ」というのは、雅山(対稀勢の里。水戸と牛久の茨城対決!)と栃東(対黒海。ここまで2大関1関脇を破っている新小結相手に、膝の不安を抱えてどこまでやれるか)の勝利。このときばかりは私の拍手にも力が入った。

残念だったのは、腰を傷めた魁皇の欠場による玉乃島の不戦勝。玉乃島にしてみればやっと初日が出たことになるのでよかった(前場所でともに健闘した同じ片男波部屋の玉春日は未だに勝てない)が、魁皇の姿も私としては見てみたかった。

もう一つ残念だったのが、把瑠都がドルジにあっさり負けてしまったこと。もっとまともに勝負できれば勝機はあったんじゃないかと思うんだけど。昨日の稀勢の里のようになんとかやっつけてほしかったんだが……。

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売店での買い物は、焼鳥。土俵の下で焼いているという焼鳥、あまり空腹でない私にとってはちょうど良い。お弁当を食べるほどハラ減ってないし。
中身は普通の焼鳥が3本と、つくねが2本。
口にしてみると、味がよく染みていて冷めていても十分美味しい。こりゃあイイです。

あとは、パンフレットと絵番付を購入。他にもいろいろ買いたかったけどキリがないので、今回はとりあえずこんなところで。

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今回の観戦は、かつてよく相撲観戦をしていた(当時はまだ蔵前国技館)ウチの親に対するプレゼントという意味合いもあった。
以前から「一度マス席で相撲を見てほしい」と私に言っていたのだが、最近私が相撲に対して関心が高まったこともあり、逆に私のほうから進んで「新しい国技館のマス席で相撲を見てほしい」とチケットを購入し、観戦の機会を与えたというわけだ。

あまり相撲に関心がないのにこのような機会を持っても、豚に真珠、猫に小判で無駄に終わるだろう。でも、ちょうど今私の関心が高まっているところだったので、観戦には絶好のタイミングだったかもしれない。

2人席で最後列の席とはいえ、チケットは高額だった。ただ、相撲観戦というものが、マス席という席が、国技館という場所が、どういうものかよくわかっただけでも、今回の観戦はとても有意義だったと思う(そして、もちろん楽しい時間が過ごせた)。

今後も、東京での各場所では15日間のうち1日は生で観戦する機会が持てるといいんだけどなぁ。貧乏だけど、どうせ他に大金を使う機会ってそんなにないし。

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