※ゴメンナサイ。またちょっとネガティブな話(愚痴)になってしまいます。
穴を空けることなく無事こなせるか心配だった5本の取材が、無事終了した。
月・火・水と1本ずつ取材をこなして、今日木曜日は午前と午後の2本取材あり。しかも、1本目が終わる1時間後には2本目の取材がスタートするので、無事1本目がスムーズに終わってくれるか気がかりなところ。
結局、1本目は予定の時間を30分くらいオーバーしてしまい、2本目の取材場所はギリギリで到着するハメになった。
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なんでこんな事態になったのか。理由は2つある。
●オフィスが2箇所に分かれていて(歩いて5分くらいの距離)、その往復で時間を取られてしまったこと。
●担当の営業職(広告代理店)が、事前準備をしっかりしなかったこと。
ここで語っておきたいのは、後者だ。
この案件の発注先である転職サイト(ここでいうサイトA)では、広告代理店が求人案件を獲ってきた案件の場合、代理店の営業職が「事前ヒアリングシート」というシートに必要事項を記入し、サイト運営者側に渡す(そしてそれをライターが受け取る)。
ここでいう「必要事項」というのは、「どういう人材が欲しいか」という応募資格や、勤務時間・給料などの労働条件、社員数・資本金・売上高・経常利益などの会社情報を指す。
取材の前に、「ヒアリングシート」にこららの情報ができる範囲で記入されているようにしておく必要がある。
そうすることで、当日にこれらの事項を確認する時間を省くことができる。当然、取材時間も短縮できる。
記入するのは、広告代理店の営業職でなくても構わない。というか、(求人企業にとっては外部の人間である)広告代理店の営業職にすべての情報がわかるはずもないから、普通は「ヒアリングシート」を求人企業に手渡し、記入してもらうようお願いするのが常識だ。
ところが、今回の案件では、営業職がその「やるべきこと」をやらなかった。
昨日受け取ったヒアリングシートを見ると、求人企業のWebサイトを見ればすぐわかる(載っている)ことしか記入されていない。訊くと
「(求人企業のサイトに)これしか載ってなかったんですよー ヘヘッ」
と平然と答える。
たまらず、転職サイトのディレクター(編集者、女性)が、
「『企業のサイトに情報が載ってなかった』じゃなくて、ちゃんとヒアリングシートを先方に渡して必要事項を記入してもらわなきゃダメでしょ!」
とやんわりとした口調ながら注意した。
こいつ、アホか。
私からしてみれば、ライターとして企業へ取材に行く以上、その企業についての情報は事前にできるだけ入手して、いったいどんな会社でどんなことをしているのかをあらかじめ知っておくのが普通。
何の予備知識もなしに、「おたくってどんな会社なんですか?」なんて訊いたら先方に失礼だし、いいインタビューなんてできない。
その“事前調査”の段階で、当然取材先企業のWebサイトはチェックする。
だから、Webサイトに載っている情報を「これが取材先についての情報です」なんて言って寄せてもらっても、全く意味がない。
営業職がすべき仕事というのは、そんな企業のWebサイトを見れば誰でもすぐ入手できる情報を提供することじゃなくて、他にあるだろうに。
「ライターの俺でもすぐに入手できる情報なんか寄せてもらっても意味がないだろ? 求人企業と取材前に接している営業職にしか入手できない情報を入手してこい!」と、私は強く言いたいのだ。
「ガキの使いじゃないんだから、もっとアタマを使って仕事をしろ!」というわけだ。
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今回なぜ私がムッとしたのか、あらためて考えてみた。なんかモヤモヤした気持ちを解きほぐしてみると、一つのことが見えてきた。それは、
「ライターは求人企業のサイトなんぞチェックしないだろうから、代わりに俺がサイトの情報をヒアリングシートにコピー&ペーストして渡してやればいいだろう」と思われているのではないか?
ということだ。
もちろん、当人にはそこまでの意識はないだろう。でも、こういう考え方をすることもできるのだ。
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その営業職が所属する広告代理店の社長と、過去に2度一緒に仕事をしたことがある。
半年ほど前、その社長と初めて一緒に仕事をした。その社長が担当の営業職で、私が担当のライター。
取材の際には、人事担当者の他に、人材を募集する職種で実際に働いている社員にもインタビューをするのが一般的だ。これには、「単に仕事情報を転職サイトに載せるだけでなく、実際にその仕事をしている人のナマの声を拾おう」という意図がある。
それには、事前に求人企業に対して「こういう人にもインタビューをしたいから、当日ちゃんとセッティングしておいてくださいね」と伝えて、インタビュー対象となる人を用意してもらう必要がある。
ところが、件の取材では広告代理店の社長の段取りが悪く、インタビューしたい社員について取材前に先方に伝えていなかった。
当日、取材が始まったはいいものの、先方は当然インタビューされるべき人を用意していない。
「どういう人をインタビューしたいのか、事前に知らせてくれないと困る!」と求人企業の人事担当者は大変憤慨していたのだが、広告代理店の社長はそんな状況にもお構いなし。
(営業先である大事な顧客である)求人企業の担当者を怒らせてもケロッとしていた。
今ふりかえってみると「面の皮が随分厚いよなぁ」と思う。
ま、そういう人が社長を務める会社だから、その下に付く人間もこの程度なんだろうなぁ……。「この親にしてこの子あり」という言葉があるが、今回のケースでは「この社長にしてこの社員あり」といったら適切だろうか。
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別に「忙しくて、ヒアリングシートを求人企業に渡すところまでどうしてもそこまで手が回らなかった」「ヒアリングシートを渡すのをつい忘れてしまった」というのなら、仕方がない。どこの広告代理店の営業職も忙しいだろうし、一つの求人案件ばかりに精力をかけるわけにもいかないだろう。
でも、自分のすべきことをしなかったのに一切悪びれなかったものだから、思わず「なんだコイツ?」という気持ちになってしまった。
まあ、広告代理店にもピンからキリまであるわけで。
いちいち目くじら立てる気はないけど、あまりに酷い営業職だとちょっと一言言いたくもなるなわぁ。
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結局、2本目の取材は集合時間ギリギリに合流したものの無事終了。とりあえずこれで今週の取材はオシマイ。
明日と週末の2日間を使って、取材結果をまとめた原稿執筆を3件やることになる。これで今週の週末もつぶれそう。