いやー、予想がハズレちまいました。
1月11日に当Weblogで取り上げた、ドラマ「拝啓、父上様」(フジテレビ)に登場する黒木メイサのフランス語について。
今日の放送、見ました。
彼女の役は日仏ハーフではなくて、あくまで仏語を学習中の日本人というワケだったんですね。
日仏学院で仏語を習っていて、月・水・金は仏語しか喋らないことに決めている。二宮和也演じる主人公と出会った日は月・水・金のどれかだったので、フツーに日本語は喋らなかった、と。
初心者なんだったら、発音がヘタクソでも不自然ではないですな。
まあ、私も「あれは日仏ハーフだ!」と断言したワケではないのですが、それに近いトーンで先日のエントリーをまとめてしまったので、一応釈明しときます。
どうも失礼いたしやした。
───────────────────────────────────
それにしても、「○曜日は日本語は一切使わない。今習っている言葉しか喋らない」なんて、見上げた根性じゃないの。おそらく、外国語の学習としては素晴らしい方法ですよ。
なぜかって言うと、日本語を使わないことで、日本語ではなくその外国語でものを考えることになるから。
私の場合、ここまで徹底したことはできない。
その昔、「仏語を勉強するにはフランスに行くしかない!」なんていって突然渡仏してしまった女性タレント(仮に「K」としておこう)がいたけど、あれはどうかと思う。極端な言い方をすれば、黒木メイサ(の役)の爪の垢でも煎じて飲むべき。
全く知らない外国語を習うのは、まず日本で足場を固めてから。入門の段階で語学留学をするなんて早過ぎるし、お金がもったいない。入門レベルのことなら、日本でも十分学習できる。
「中級くらいのレベルに達したところで留学したら、一気に語学力が伸びる」というような話を、何かの外国語学習法の本で読んだことがあるけど、私もそうだと思う。残念ながら実践(語学留学)したことはないけど……。
───────────────────────────────────
劇中、新たにツッコミを入れたくなる場面が。
カナルカフェで昼休みを過ごしていた二宮和也が店内で黒木メイサを見かけたところ、突然黒木が二宮の手を取って店を飛び出し、外堀通りを市ヶ谷方面に向かって走る。
カナルカフェから(元)コスモ石油のガソリンスタンドの信号まで来たところで横断歩道を渡り、そのまま逢坂を登ればすぐ日仏学院があるのに、どういうわけか神楽坂界隈の全然離れた場所を走って(走る場面が挿入されて)、その後再び逢坂を登ってようやく日仏学院へ。欧明社リヴ・ゴーシュの前にあるベンチに腰掛けてやっと落ち着く。
なんでガソリンスタンド前の横断歩道を渡ってから、とんでもない場所にワープするんだ?
───────────────────────────────────
それにしても、日仏学院というものがたまたま神楽坂から近場にあったから、こういうストーリーにしたんだろうな。もし、例えばゲーテ・インスティトゥート東京が近くにあったら、黒木メイサは仏語じゃなくて独語を学習してたんだろうな。