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2007年02月17日 20:36に投稿されたエントリーのページです。

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佐野史郎講演会 in 横浜国立大学

横浜国立大学で開催された、佐野史郎講演会を見に行ってきた。

見に行ったキッカケは、mixiの「佐野史郎」コミュニティでこの講演会の開催を知ったこと。

昨日の放送で佐野さんは「徹子の部屋」のゲストだったんだけど、あいにくほとんど見られなかった(帰り道の電器店でちょっと見たくらい)。だから、その恨み(?)を晴らしてやろうという気持ちもちょっとあった。

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新宿から湘南新宿ライン、横浜駅西口から横浜市営バス(202系統 で「横浜新道」で下車。南門から入ろうとしたけど、門にたどり着くまでにとにかく急な坂が多くて困った。

会場は、附属図書館脇のメディアセンター。
到着した15時ちょっと過ぎにはもう講演会が始まっていて、教壇にはジーパン姿の佐野氏と教育人間科学部の大里助教授が。
ちなみに、この講演会は教育人間科学部の授業の一環で、学生だけでなく一般にも開放されているもの。

話はとにかくいろんな方向に広がった。映画デビュー作「夢見るように眠りたい」がバックに流れる中、主に「俳優としての佐野史郎」の話が中心だったかな。

先日の厚生労働大臣の「女性は子供を産む機械」発言を受けた「人間=機械論」(シュールレアリズム寄りの話)とか、カニバリズムの話とか、ちょっと公共の電波には乗せられないような(とりようによっては)危ない話がいろいろと出た。

これらに限らず、話全体が中身が濃すぎてテレビやラジオではできないものばかりだったと思う。

テレビのバラエティ番組だと「変わり者だなぁ」「何難しいこと言ってんの?」「話が長い!」といった扱いをされてサラッと流されてしまうところだろう。

たまには、肩の凝らないテレビのバラエティ番組もいい。でも、そんな場だけじゃホントに奥の深い話はできない。物事の表面的な部分ばかり捉えて、軽く笑っておしまいじゃあ、なんだかつまらない。

やっぱり、こういう深い話や際どい話をできる場は必要なのだ。

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15時55分頃になって、会場が別の場所に変更になって、みんなで大学構内を移動することになった。
というのも、大里助教授が会場の予約でちょっとしたミスをしてしまったらしく(しかもそのことを知ったのが昨日だったとか)、16時までしかこのホールを使えないとのこと。

大里助教授が言ってたけど、講演者より聴衆が先に会場を後にする講演会なんて珍しい。しかも、途中で場所が変わるなんて。

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そんなわけで、8号館101号室にやって来た。
この教室にはレコードプレーヤーなど音楽再生の環境が調っていることもあって、「ミュージシャンとしての佐野史郎」の話が今度は中心になった。

学生諸君はよく知らないであろう1970年代のフォーク音楽ブームの頃の話がいろいろと出て、全部は理解できないけどそれなりに楽しめた。
考えてみたら、佐野さんの名前を一躍有名にしたドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS)は1992年夏の放送。今の学生を仮に20歳と考えたとしても、リアルタイムでは見てないし、よく知らないんだろうなぁ。まだ物心が付く前だろうし。

ラストは、大里助教授が持参したギターを手にとって1曲。弦が切れてしまうほど迫力あるギター演奏、そして歌声。

終了予定の17時を大幅にオーバーして、結局終わったのは17時30分だった。

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講演会が終わって、DVD「つゆのひとしづく」と本「怪奇俳優の演技手帖」の即売会が教室の後ろの方で始まった。本はもう持ってるんだけど(DVDはまだ買ってない)、サインをしてもらうにはDVDよりは本のほうが好都合だと思ったので、本を購入。

表紙に、サインをしてもらった。

実は、佐野さんにサインをしてもらうのは今回が初めてではない。10年くらい前、タイムスリップの「3」というアルバムが出たときに新宿HMV(タカシマヤタイムズスクエア内)でインストアライブがあって、そのときに佐野さんと石川真希さん(佐野さんのカミさん)の両方にサイン&握手をしてもらったのだ。

今回また握手をしてもらって、あの日新宿HMVで握手してもらったときと同じく「ゴツいなぁ」と思った。佐野さんってなんとなくなよっとしたイメージがあるけど、手は実にゴツい。そりゃあそうだろうなぁ、じゃなかったらギターなんて弾けるはずないもん。

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見終わっての感想。

毎日理性ばっかり使って呻吟している自分。そんな自分の日常に、風穴が空いたかのようだった。
やっぱり、感性豊かな生活を送らなきゃダメだ。「小説なんて食べていくには必要ない」なんてやっぱり間違いだ。生活に潤いをもたらすには、やっぱり必要だ、と。

それともう一つ。「こんな中身の濃い時間を、横国大生でもない自分に無料で過ごさせてくれて、本当にいいのだろうか?」と、つくづく思った。
この密度の濃さは、前日見逃した「徹子の部屋」の比ではなかっただろう。

本当に、夢のようなひとときだった。

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【2007年3月2日追記】

あの後、テレビ(NHK「あの歌が聞こえる」とか日テレ「喰いタン」再放送)で佐野さんを見ると「あの日教室で私とあんなに近い距離にいた人が、なんでテレビに出てるの?」という錯覚に襲われる。「私の佐野さん」という感じだ。

一応断っておきますが、同性として変な目で見てるワケじゃないですよ。あくまで、同性として親しみを感じるというか、憧れるというか、そんな感覚です。

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