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2007年12月28日 23:36に投稿されたエントリーのページです。

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介護保険の適用を申請する

ここ1〜2ヵ月、病気持ちの親の具合が悪く、病状そのものだけでなく日常生活にも問題が生じ始めている。

筋力の低下で歩くことがままならなくなったり(基本的に一日中座りっぱなし)、和式トイレで用を足すのが難しくなったり。

こんなふうになる前から、病状について一度地域の保健福祉センターに相談しようとは思っていた。
こんな考えを抱くようになったのは、「教えて!goo」で「地域に保健福祉センターのような施設があるはずなので、いろいろ相談してみるといい」という知恵を拝借していたから。

ところが、私自身の仕事が忙しくて、なかなかセンターへ出向く時間的・精神的ゆとりがなく、ずーっと後回しになっていた。
とはいえ、病気だけでなく日常生活にも問題が生じたとなれば、このまま何もしないでいるわけにはいかない。出かけるなら、仕事納めとなる今日が年内最後のチャンスだ。

ということで、今までの罪滅ぼしも兼ねて、今日この日を選んでアクションを起こすことにした。

出かける前に保健福祉センターに電話を掛けたところ、「高齢者であれば地域包括支援センターが担当になるので、そちらで相談してほしい」とのこと。どっちに行くべきか迷ったんだよなぁ。

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ということで、地元の地域包括支援センターへ。高齢者福祉センターの建物の中にある一室だ。

親の病状や生活状況についていろいろ話したところ、「まずは介護保険の認定申請を出したほうがいい」と言われる。体の具合を良くするにも、生活状況を改善するにも、すべては介護保険の認定を受けていろいろな助成を受けないと話が始まらないというワケだ。

私は、健康保険などの医療福祉や、生活保護に関しては(過去に医療事務の仕事をしていた関係で)ある程度知識がある。でも、介護保険に関しては聞きかじり程度の知識しかなかった。それが今回、自分に関わりのある問題になったことで、改めて「あれってこういうだったのか」といろいろ再認識した。

ということで私が親の代理人となって、その場で申請書類に記入して提出。年末最後の日の夕方だから、書類が受理されるだけで、すぐに何か具体的な動きがあるワケじゃないんだけど。

センターを後にして、心の中がポカポカしたような気持ちになった。
私には兄弟姉妹がいないし、親に何かあればそのサポートは全部私自身にのしかかってくる。そういう意味ではとても心細いのだが、制度であれ福祉の専門家という「人」であれ、自分を助けてくれる存在がある。「自分は独りじゃない」ということだ。

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帰宅して、両親にこのことを話した。

当然、二人とも介護保険には加入しているし、毎月保険料も払っている。それなのに、「保険証は?」と聞いても保険証の存在を知らない。「そんなのない」「見たことない」の一点張り。こちらも負けずに「絶対あるはずだ!」と強く反論する(といっても決してケンカをしているわけではない)。

「保険証を払ってるんだから、保険証がないはずないだろう」と引き出しの中をあたったら、すぐに二人の保険証が見つかった。「だから言ったろう?」と言ったら、ようやく二人とも納得した。

「保険料を毎月支払っている」という事実は、頭の片隅にちゃんとある。でも、区の介護保険課から保険証が送られても、大して目にも留めない。だからこんなことになる。

人間は、自分にとってある問題が切実なものにならない限り、その問題を意識することはない。ついつい後回しにしたり、無意識のうちに記憶の外へと追いやってしまう。
今回の保険証の件も、まさにその一例だ。

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いずれにせよ、これで昨日から私にとって負担になっていた肩の荷が一つ降りた。

これで、少しは親孝行ができたかな。「地域の保健福祉センターへ行こう」「介護保険を活用しよう」なんて思いつきや発想は、両親はしないからね。実際、褒められたし。

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