抱えていた仕事が片づいて、次の仕事までインターバルができた今朝。
朝早く(9時30分。これでも私にとっては早い時間)、近所の歯医者に行ってきた。
私は以前から歯周病を患っていて、去年か一昨年までは近所の歯医者に通っていた。その歯医者、近所では名医と評判なのだが、どちらかというと虫歯を治すほうに強いようで、歯周病に関しては専門ではないっぽい。
ブラッシングの指導も受けていたのだが、あまり綿密なフォローをしてくれなかったこともあり、足が遠ざかっていた。
そこで、その歯医者とは我が家を挟んで逆方向にある「日本歯周病学会認定歯科医」の医院に行ってみることに。ここなら、歯周病治療をちゃんとやってくれそうだ。
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朝一番、待合室には私以外誰もいない。この医院、読売新聞や『読売ウィークリー』にも取り上げられたことがあるそうで、本棚には見本誌が置かれていた。
診察してくれたのは、院長先生。苗字と場所から「もしかしたら」と思っていたのだが、私の幼稚園・中学校の同級生のお兄さんだった。件の同級生は(おそらく結婚して)都内で暮らしているとのこと。「今度(私が来たことを)妹に伝えておきます」と言ってくれた。
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診断の結果、歯周病は中期。「毎日時間をかけてブラッシングをしない限り、治すことはできない」ということだった。部屋の掃除に喩えるなら、日常の掃除ではなくて年末の大掃除レベルのことを毎日しなければならないということ。
やはり、歯周病治療に王道なし。はぁ。
「電動歯ブラシを使えば楽して、15分もかけずに磨けるかなぁ」と思っていたのだが、それもダメのようだ。取扱説明書の記載どおりに使うと、結局は20分以上かかるとのこと。やっぱり普通の歯ブラシを使うしかない。
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私は歯周病の他に歯並びの悪さを抱えていて、しばしば上の前歯で下唇をかみ切り出血してしまっていた。それで、前々から前歯の矯正をしたいと思っていた。
ところが、歯周病治療が進まないためにいつまでも矯正に着手できずにいた。「歯周病を治さないことには矯正に進むことができない」ということは、前の歯科医から言われていたことなのでわかっていた。
そんなわけで、今回の治療の最終ゴールは歯周病を治すことじゃなくて、あくまで矯正をすること。
で、その前歯だが、普通の人と違って上の歯と下の歯の間にすき間があって、それがためにおかしな咀嚼習慣が身についてしまっているとのこと。
普通の人は、食べ物や飲み物を飲み込むときに舌先が前歯の後ろに着いて、それで食べ物・飲み物を喉に送り込むのだが、私はすき間を埋めるべく舌先が前歯と前歯の間を塞ぐ形で突き出る格好になり、食べ物・飲み物は横から(頬を経由して)喉に送り込まれているという。
この悪癖を取り除くのは、遅くともハイティーンの頃まで。30代後半では最早ムリ。小学生の頃さんざん虫歯治療で歯医者にかかっていたけど、どうして当時の歯医者は歯並びについて何も言ってくれなかったんだろう……。
この悪癖がついてしまっているため、お金をかけて(私の場合100万円くらいかかるらしい)矯正をしてもリバウンド、つまり矯正前の歯列に戻ってしまう可能性が高いという。もちろん、そうならないよう徹底的な対策はしてくれるというが。
それと、前歯と前歯が接触しないため、奥歯に異常なほど負荷がかかる傾向にあるという。
自分では全く意識していなかったのだが、眠っている間に私は歯ぎしりをしているらしく、奥歯が余計にすり減ってしまうということもあるらしい。この歯ぎしりも、リバウンドの一因になるとのこと。
もう一つ、この歯並びの所為で、下唇を持ち上げる口の下の筋肉に普通以上の力が入りやすいという。以前から、私の証明写真を見て「表情が堅苦しい」「なんでそんなに力の入った顔をするの?」と親から言われていたが、それは下唇を持ち上げようとするあまりそういう表情になってしまうということで、仕方がないのだ。
で、ここからが今回一番言いたいことなのだが、今の子供は歯列矯正が(当たり前とは言わないまでも)かなり一般的になっているのだそうだ。矯正に使う器具も、金属だけじゃなくてプラスチックやセラミックのものがあるという。
私が子供の頃(四半世紀以上前)は、歯列矯正をする子供などクラスに1人か2人いるかどうかといったところ。やっぱり前歯に矯正器具が着いているのは見た目がよくないし、「自分と違う存在を排除したい」という気持ちが大人以上に働く子供のことだから、矯正器具を着けた子はいじめの標的になりやすい。でも、今は歯列矯正が一般的だから、そういうこともない。
まったく…… 今の子供が羨ましい。
そもそもこんなこと(手遅れ)になってしまったのは、20年以上前は医学が今ほど進歩していなかったことが大きい。一般歯科・矯正歯科・小児歯科などが細分化されていて、一般歯科の医者は矯正歯科のことをよく知らない。そんな状況があったからこそ、本来なら矯正に適した時期である子供の頃に私は何もしてもらえなかったのだ。
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何はともあれ、歯周病を治さないことには始まらない。口臭が気になるし、細菌が体内に入って病気になってしまうリスクもあるし。今度は挫折しないように治療を続けていきたいと思う。