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2008年10月31日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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株式取引デビュー!

ここのところ、世間の関心事といえば株価の暴落とそれに伴う不況の前触れ。
そんな状況で、「自分も株を持ってみたい」という気持ちがムクムクと沸き上がってきた。

■口座開設は必ず店頭で──証券会社選び(1)

まずは、証券会社に口座を作らなくてはならない。では、どこにするか。

最初にGoogleで「株 初心者 証券会社」などをキーワードとして検索をかけてみると、いくつかそんな内容のページがヒットする。それらを見てみると、情報が古いものが多い。例えば、SBI証券を(今年6月までの社名である)「SBIイートレード証券」などと表記しているものは完全にそう。
それに、どのページも基本的に各証券会社のサイトへのリンクはアフィリエイト。各ページの作成者は、副収入目当てにこのようなページを作っている可能性があり、情報の中立性という意味では疑問が残る。

結局、某巨大掲示板群の株式板にあるスレッドの書き込みを参考にして、まずは先述のSBI証券をリストアップした。「無難」「口座を持っておいて損はない」など、概ね評判は悪くなかったから。
「Web上で口座開設用の資料を請求するより、直接店舗に出向いて口座開設の申込みをしたほうがいい」ということだったので、新宿の甲州街道沿いにある店舗(ビルの2階)に足を運んだ。

私はフリーランスだから、申込書の書き方には注意が必要。
まず、「何を元手に投資をするのか」という質問に対しては、「給与収入」と答えてはいけない(サラリーマンではないから)。「事業収入」は、自営業(自分で会社を立ち上げて事業を展開している人)向きの答え。結局「その他の収入」を選択することになった。そうすると、勤務先の欄がすべて空白でもOKとのことだ(私は個人事業主だが、屋号は持っていないので、勤務先はすべて空欄にするのが基本)。
あと、「職業」の項目で「自営業」と「自由業」のどちらを選べばよいかも迷うところ。こちらは「自由業」を選ぶことになった。

「特定口座を開設するかどうか」もそう。私は毎年確定申告が避けられないので、普通のサラリーマンのように「株式取引だけのために確定申告をするのは面倒くさい」ということがない。結局は「特定口座を作る(源泉徴収なし)」を選択したが、私の場合それで本当に良かったのかは未だに答えが出ない。

そんなわけでどうにか申込書を書き終え、受付が完了。
応対した人の話によると「実際に口座が開設されるまでには2週間くらいかかる」とのこと。こういう手続をすべてWeb上で済ませようとすると、もっと時間がかかるらしい。というのも、提出した書類に少しでも不備があると申込者に返送されることになり、修正後に再度証券会社へ郵送するということになると、余計な日数がかかってしまう。

今から証券会社の口座を開設しようという人は、できる限り証券会社の店頭に出かけて手続をしたほうがいい。勤め人であっても、有給休暇を取るなどしてどうにか時間を捻出して、多少面倒でも証券会社まで出かけたほうがいい。

■即日の口座開設がOKなところも──証券会社選び(2)

SBI証券は口座開設まで2週間もかかるということで、株価が安い間に株を買っておきたい私にとっては困りもの。そこで、口座の即日開設が可能な証券会社を他にあたることにした。

選んだのは、リテラ・クレア証券。新宿駅南口から甲州街道を西に進むと、SBI証券より先に出くわす証券会社だ。ここは、午後2時まで受け付けた口座開設の申込みは当日中に処理され、翌朝5時30分から取引などが可能になるということだ。

新興の証券会社ではないし(旧社名は今川三澤屋証券)、それでいてオンライントレードへの対応を積極的に進めているようで、何となく安心できそうな感じがしたので「ココにも口座を作ろう」という気になった。

「老舗の安心感」「オンライントレードへの対応」以上に、リテラ・クレア証券に飛びついた理由は「手数料キャッシュバック」。
私が買うのを決めていた銘柄(後述)は、いずれも1回の取引で50万円を超える金額がかかってしまうものだったが、その場合普段なら1,995円(税込)の手数料がかかってしまう。それでも、10月31日までの取引であればその手数料は後ほどすべてキャッシュバックされる。ということで、10月30日のうちに口座開設を済ませて、翌31日に取引を成立させれば、特典の恩恵を受けられる。たとえ高額の取引であっても、このキャンペーンを利用すれば手数料のことを気にする必要はない(どうせ戻ってくるんだから)。

■いよいよ株式購入

ということで、今朝9時過ぎにリテラ・クレア証券の専用画面にログイン。
まずは画面上で、証券会社が用意した専用の銀行口座に取引用のお金を振り込む(専用画面上で即時入金が可能)。
その後で、お目当ての会社を検索し、値動きを少々見届けたうえでいよいよ買い注文。1社目の注文は9時41分、2社目の注文は13時08分に無事成立した。

買ったのは、いずれも電鉄会社の株。
一つは、バスや系列のデパートを含めて私にとっては子供の頃から身近な存在で、ずっと好きだった会社(仮にA社としておく)。もう一つは、鉄道に限ればA社以上に乗車機会が多くて、ここ数年は野球部の応援もしている会社(B社)。A社については「最初は絶対この会社の株を買うぞ!」と固く決心していた。
鉄道好きの私が最初に買うのは、やっぱり電鉄会社の株でしょう。

取引後に外出して、A社系列のバスとB社の電車に乗って「ああ、自分もいよいよこの会社の株主になったんだなぁ」としみじみしてしまった。

■なぜ株式を買う・持つのか

私は、基本的に株式で儲けようとは思っていない。「所有することに意味がある」と考えているのだ。儲けはあくまで二の次。
それと、今回買った株は、よほどのことがない限り売る気はない。
基本的にずっと持ち続けるつもり。

ハイリスク・ハイリターンな取引はしたくないし、興味がない。デイトレーダーの生活を送る気もサラサラない。
だから私は、あくまで国内株式の現物取引。
信用取引に手を出そうとは思わない。まして先物取引なんてとんでもない。

先日亡くなった父は、外貨預金や投資信託はしていたが、株の取引には絶対手を出さなかった(それでいて競馬にはご執心だったが)。でも、私の感覚では競馬のようなギャンブルよりも株の売買のほうがよっぽど面白いと思う。外貨預金や投資信託に比べて、上場企業(の株)は身近に感じられる存在。日本から遠い国の外貨なんて知ったこっちゃないし、利潤を出そうとあれこれ考えている資産運用のプロの頭の中は、我々は知る由もない。

2社も買ったので今後はさすがに電鉄会社の株を買う気はないが、今後買うとすれば次のような会社の株だろう。
●自分が普段使っている商品やサービスの提供者、お店の運営者
●自分がこれまでに取材したことのある会社が属する業界の会社
利益は度外視して(といっても大損はしたくないが)、「親しみが持てる」「思わず応援したくなる」会社の株を買う方針だ。こういうところで、普段いろんな業界の会社を取材している経験が活きる。
会社そのものや業界についてよく知らないのに「儲かりますよ」と人から言われて、それを鵜呑みにしてどこかの会社の株を買ってもしょうがない。銘柄選びは、あくまで自分が知識のある範囲内で。

■株式の取引は勉強になる

株を買う中で、金銭面で損をすることもあるだろう。実際、今日私が買った2社の株は、買い注文を出した後1〜2万円マイナスの株価で今日の取引を終了した。うち1社は大引け直前に大暴落。思わず「あ〜あ」とガッカリしてしまった。

でも、そんなことでクヨクヨしていては始まらない。もともと電鉄会社の株はディフェンシブ銘柄と言われているし、極端に株価が暴落することは他の業界の企業に比べて少ないはず。株価の上下に一喜一憂しても仕方がない。
それより、これを機会に株式やら有価証券報告書やらの読み方をマスターして、今の仕事に活かしていけばいい。そうする中で、日経新聞の読み方も自然と変わってくるはずだ。

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