2日連続で株価下落と、NY市場は波乱が続いている。
先月末に522円で買った、某電鉄会社の株。ウォッチしていると490円台と500円台の間で上下を続けていて、どんなに値下がりしても491円以下になることがまずない。「よし、490円になったらナンピン買いするぞ!」と思い続けていて、今日になっていよいよ実行しようということになった。
前場から、件の銘柄の値段はグングン下げてきた。
ほどなくして490円に到達。490円で指値注文をしていたので、当然のごとく約定。
ところが、約定後も株価はみるみる下がっていき、あっという間に480円を突破。その後も値下がりは止まらない。
その銘柄の単元株は1,000株なので、10円値下がりすると10,000円損をするということになる。
たった数十分で、10,000円ものお金が溶けてなくなっていく。そんな株取引の世界が怖くなった。
それと、またも買付を早まってしまった自分が情けなくなり、自己嫌悪の気持ちでいっぱいになった。
たまらず、480円で売却してしまった。
以前に522円(490円から32円も高い額)で買ったことを思えば、10円の差なんぞ問題ではないのかもしれないが。
昨日のエントリーで「売るべし 買うべし 休むべし」という格言を取り上げたばかりなのに、それに背いてまたも過ちを犯してしまった。
ナンピン買いは、「これ以上値下がりしない」と思える値段で実行しなければ意味がない。それなのに、自分が底値と思っていた490円からまさかの値下がりをしてしまった。それが、私にはどうしようもなくショックだった。
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もう一つ、昨日だけで7〜8%くらい(正確には覚えていない。というより、今さら調べる気にもならない)値下がりしたとある銘柄があって、「○円まで下がったら売り」と逆指値での売り注文を出していた。
ところが、今日の未明にその売り注文を取り消してしまった。「いくら何でもこの銘柄はこれ以上下がることがないだろう」という判断(今思えば甘い見通しだったのだが)をしていたから。
それが、始値からあっという間に価格は急降下。自分が損切りラインと考えていた「マイナス10%」を突破してしまった。
気付いたときはもう遅い。たまらず売り注文を出したが、後の祭り。結局、最初の売り注文を取り消さなかった場合に比べて4,000円も余計に損をすることになった。
これも、ショックの要因としては大きかった。
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結局、日経新聞は読まない(その代わりに読売新聞を読む)、いつも午前11時から見ている『E morning』(テレビ東京)は見ない、といった案配で、とにかく意識的に株式市場のことを忘れるよう努めた。
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株式取引の現場は、神経をすり減らす場だ。よほど精神的に健康でないと、あの取引の雰囲気に飲み込まれてしまう。冷静な判断などできない。
1万円の損失でビビってしまうようではダメ。そんな状態なら、場から距離を置いたほうがいい。
私は、ギャンブルは一切しない人間。競馬・競艇・オートレースなど、全く手を出したことがない。ちなみにパチンコもやらない。そんなだから、お金を擦ってしまうことに対して耐性がないのかもしれない。
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夜、CS放送の日テレプラスでドラマ『いろはの“い”』(日本テレビ、1976年)を見た。劇中、投資顧問会社(実際には無許可で証券の売買をしているインチキ証券会社)が出てきたのだが、それを見て「株の売買って競馬の世界と同じだな」と思った。
かつて私の親父は競馬をやっていて、そのせいで当の本人が亡くなった今も得体の知れないコーチ屋(?)から時々ダイレクトメールが送られてくる。そこには「○○理論で勝てる!」みたいな宣伝文句が踊っているのだが、競馬をやらない私はいつもそれを見る度に「胡散臭いなー」と思っていた。
それと同じことが、株の世界にも言える。
投資顧問会社が世の中には数多く存在する。あくまで「信じるか信じないかは一人ひとりの自己責任」という点では同じだ。
「競馬なんて」と思っていた私が今、「株式市場」という競馬に似た側面を持つ場にいる。この現実を、私自身はどう考えたらいいのだろうか。